FXは相場の変動から利益が生じます。
相場価格が同じところに居座っていては、おこぼれはないわけです。
上がるか、下がるか動いてくれないと困ってしまいます。
まあ、スワップ狙いなら動かなくてもいいかもしれませんが・・・。
相場の動きは、３パターンだといわれます。
上げトレンド、下げトレンド、レンジトレンド。
今、相場がどの状態にいるのかという環境判断さえ間違わなければ、勝てるはずです。
上げトレンドか下げトレンドの時は、流れが変わったと判断できるところで売買し
しばらく寝かせておけば、利益は出てくるはずです。
ですが、トレンドが発生しているといっても、直線的に動くのではなく、必ず波を打ちながら、
上下しながら価格は動いていきます。
ビギナーは、この必ず生じる価格のマイナスにびびったり、慌てたりしてしまいます。
ですから、必ず逆方向に動くことを念頭の置き、売買量を考えなければいけません。
運悪くエントリーした時から、思いと裏腹に逆方向に動き出すこともありますから。
価格が逆方向に動き出すと、それがどこまでも続いてしまうように思われパニックになり、わけのわからないところで損切りをしてしまうんですよね。
ですから、逆方向へ動く時はこの辺りまでだなと見当をつけて、それを超える時は損切りするとして、
ストップロスを入れておきます。FXから退場をくらう場合は、ストップロスを設定していなかったり、損切りを実行できなかったことから起因することがほとんどです。
浅い損切りはなんてことはありませんが、それを見逃し、損切りの価格が大きくなってくると、損切りできなくなるのです。損切りできなかった含み損益には、いつかは戻してくれるだろうと期待して待つことになりますが、期待通りにならないことも多いのです。資金の大半を失っては、取り戻すことも難しくなってしまいます。
【トレンド】
黄色枠：上げトレンド
緑枠：レンジ
赤枠：下げトレンド