イギリスのEU離脱の意味するところ
多くの人が懸念していたまさかが起きてしまった。
離脱のインパクトがどれほど大きかったかは日経平均の下げ幅や、ドル円が100円を一時下回ったことからもうかがえる。まさしくリーマン級のショックが起きたのだ。
(私は、亨進様のお話よりある程度は予想していたけれど・・・)
そして、このBrexitの影響は一時的なものではなく、歴史的な転換点になることを予感させる。
イギリスは、ヨーロッパは、世界はどうなるのだろうか?
今後の展開を注視していかなければならないが、最終的には資本主義の終焉へと向かうのではないかと考えている。
そのプロセスで考えられるシナリオをいくつか列挙してみたい。
●EUに懐疑的な国々が離脱をし始める。
●世界金融拠点であるシティーから世界資本が引き上げ始め、シティーがその地位を失う。
●EU市場と関税優遇と安価な労働力を失ったイギリスから多くの企業が引き上げ始める。
●イギリスからスコットランド・アイルランドが独立し、イギリスの分断がおこる。
●移民問題が新たにクローズアップされる。
●英国より中国へ投資された資金が引き上げられ、中国において大きな経済ショックが起きる。
●ドル円の為替において、円が100円を割り込み、長期の二桁円高時代に突入する。
●トランプ氏がアメリカ大統領になる。
●EU内でテロが続発する。
●ポンドとユーロが急落と株価世界同時不況により世界恐慌へと発展する。
●EUが解体される。
これらのシナリオの結末は資本主義の終焉である。
では、その先にあるのはどのような社会であろうか。
大きな艱難の後にサンクチュアリストは神の大いなる恩恵を目撃することだろう。
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