今回のお母様の訪日に関して思うことは、
お母様は残念ながら、お父様のように、人の深いところに思いをはせ、
表現したり、行動することができない方なのだということです。
今回の秘密裏の訪日を家庭連合の皆さんはどう感じているでしょうか。
素通りされて残念ではなかったですか？寂しさは感じませんでしたか？
お母様ご自身は、日本で苦労し、真の父母を慕う食口たちに会いたいとは思わなかったのでしょうか？
食口に直接声をかけて、慰労や激励をしてあげたいと思われなかったのでしょうか。
ビデオカメラの前で、
「日本の食口たちよ。愛しています。」
本当にこれでいいのですか？
これで、神様の愛と心情と因縁が食口と結ばれるとお考えでしょうか？
何とチープなのでしょう・・・
お父様だったらどうでしょうか。お父様なら、単なる観光だったのではないかと
後日疑われるような歩みをされなかったはずです。
お父様とお母様とでは、心情の根が根本的に違うと私は感じました。
ですから、当然一体化しているなどとは夢にも考えないのです。
いつだったか、亨進様が日本を巡回されたことがありました。
その時、亨進様は豪華なホテルに宿泊されるのではなく、寝袋を持って、祝福家庭の
家に泊まられ、食口と心情の因縁を深められました。
そして、日本の食口達がみ旨のために犠牲の道を歩み、食口達の生活基盤の現実を
ご覧になられ、涙ながらに日本食口に感謝し、賞賛されました。
亨進様は、
「私は日本の食口達に歓迎や接待を受けるために日本に来たのではありません。神のみ旨のために苦労する、食口一人一人と触れ合い、心から食口達を激励し慰労したいのです。」
と語られました。
（私の記憶によります。ビデオをご存じの方はリンクをお願いします。）
この心情世界こそ、お父様の心情に通じる世界だと私は感じます。
神様と真のお父様に通じる、この心情世界を有するがゆえに、お父様は亨進様を後継者にされたのだと思います。
お父様の心情世界は、お母様ではなく、亨進様が確実に相続されています。
聖歌にあるように、心情の縁で世界はいきるのではないでしょうか。