女メシヤと餓鬼連合
統一原理では、人間は堕落により、原罪をはじめとして、遺伝罪、連帯罪、自犯罪と
堕落性を持つ存在になったと説明している。
仏教では、さらに罪と堕落性に満ちた姿を餓鬼といい、36種類の餓鬼がいるのだそうだ。様々な権力欲や金銭に懐柔された哀れな堕落人間の姿を見事に表現している。
聖霊の光に照らされ、自分の哀れな罪深い姿に一刻も早く気づいて悔い改めなければならない。
神とキリストを背信し、その尊い愛を裏切り、金と物欲と過分な欲望によりその位置を捨て去った者たちよ。どうして地獄の審判を免れることができようか。
来るべき真理の光により、すべてを照らされ、自身が行ってきた罪悪と醜態が晒されることにどうして気づかないのか。
神と真の父の愛こそがすべてである。命である。永遠の宝である。
それらを、つかの間の欲望と快楽に負けて、失ってしまうことほど、愚かなものはないではないか。今後あなたたちは、麗しい花束で歓迎されることはないだろう。それどころか、この世のもっとも小さき者にも、唾を吐きかけられ、軽蔑されるだろう。
餓鬼の紹介
〇無食(むじき)、自分の権力を笠に着て、善人を牢につないで餓死させ、少しも悔いなかった者がなる。全身が飢渇の火に包まれて、どんなものも飲食できない。
〇食法(じきほう)、名声や金儲けのために、人々を悪に走らせるような間違った説法を行った者がなる。飲食の代りに説法を食べる。身体は大きく、体色は黒く、長い爪を持つ。人の入らぬ険しい土地で、悪虫にたかられ、いつも泣いている。
〇悕望(きもう)、貪欲や嫉妬から善人をねたみ、彼らが苦労して手に入れた物を詐術的な手段で奪い取った者がなる。
〇疾行(しっこう)、僧の身で遊興に浸り、病者に与えるべき飲食物を自分で喰ってしまった者がなる。墓地を荒らし屍を食べる。疫病などで大量の死者が出た場所に、一瞬で駆けつける。
〇伺便(しべん)、人々を騙して財産を奪ったり、村や町を襲撃、略奪した者がなる。人が排便したものを食し、その人の気力を奪う。体中の毛穴から発する炎で焼かれている。
〇地下(じげ)、悪事で他人の財産を手に入れた上、人を縛って暗黒の牢獄に閉じ込めた者がなる。暗黒の闇である地下に住み、鬼たちから責め苦を受ける。
〇執杖(しつじょう)、権力者に取り入って、その権力を笠に着て悪行を行った者がなる。閻魔王の使い走りで、ただ風だけを食べる。頭髪は乱れ、上唇と耳は垂れ、声が大きい。
〇殺身(さつしん)、人に媚びへつらって悪事を働いたり、邪法を正法のごとく説いたり、僧の修行を妨害した者がなる。熱い鉄を飲まされて大きな苦痛を受ける。餓鬼道の業が尽きると地獄道に転生する。
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